
処方せんなしで病院の薬が買える、オオギ薬局
先日、バスに乗って外を眺めているとある薬局が目につきました。
それは「処方せんなしで病院の薬が買える」という看板。
これ
えっ?
処方薬は処方せんなしでは買えないというのが一般人の常識です。
気になったので早速行ってみました。
現在自分は薬を飲んでいないので、なにか買う処方薬がないかと探したら、普段使っている眼の周りに塗る軟膏がありました。
買う薬はこちら。
常用しているネオメドロールEE軟膏。
処方せんなしで病院の薬が買える薬局にいざ入店!
では、いざ入店!
入店すると先客が2名。
これ欲しいんですけどと伝え、しばし待ちます。
ジャズの流れる店内はいたってシンプル。
OTC類は何も置いていません。
まだ店内は新しく(2015年7月にオープン)低いカウンターにPCが1台。椅子が二脚。
対応してくれたのは若い薬剤師と思われる人。
カウンターの奥は調剤室のような部屋。
そこに在庫が置いてあるようで、調剤室とは書いていません。
先客の二人は花粉症の薬について相談しているようです。
先客が一通り相談を終えるとこちらに来ました。
「このネオメドロールなんですが、お売りできない薬なんですよ。
処方薬のだいたい半分はお売りできるんですが、このお薬はちょっと無理なんです。
申し訳ございません。」
どうやら売れない薬もあるようで、結局ネオメドロールは買えませんでした。
説明によると医療用医薬品の中でも約半分のものが処方せんが無くても買える薬だそう。
これって薬剤師さんの中では常識なんですかね?
オオギ薬局ウェブサイトより
ネオメドロールは買えなかったので値段もわからず薬価との比較もできませんでした。
それでもわかったことは、
- 売れない薬もある
- 会員制(入会金・年会費有)
年会費は1年目無料、2年目以降は不明。
ウェブサイトはこちら
オオギ薬局
処方せんなしで処方薬を売る新しい形態の薬局
この薬局は、東京ではじめてこの形態での薬局だそう。
ということは、他にはあるのか調べてみました。
ありました、くすりやカホンは北海道札幌市。
薬局アットマークこちらは新潟県。
いろいろ調べていくと、この薬局をレポートしたブログがあったので紹介します。
さて、この形態の薬局がこれからどうなるのでしょうか。
見守って行きたいと思います。
【追記】
2017/7/31 オオギ薬局は三鷹から移転し2017/7/4より神田にて営業しているようです。詳しくはウェブサイトまで。